弊社では、ものづくりにおける製作方法について、様々な取り組みをしております。
砂型鋳造に対する、ひとつの答えがSCAS(エスキャス)、LCAS(エルキャス)です。
 SCAS(エスキャス)については、従来通り木型から砂型を起こしアルミを流していきますが、弊社では「砂」の部分に注目し、成分の配合や特殊コーティング剤を使用する事により、より強度の高い砂型が完成しました。さらにガスの逃げに対しても高い効果があり、より鋳巣の少ない鋳物が製作可能になりました。
 

■鋳造可能材質

 ●アルミ材・・・・・・・・・・・AC2種、AC4種、AC7種

 ●亜鉛材・・・・・・・・・・・・AZC3

 ●マグネシウム材・・・・・AZ91D(別材質に関しては、別途相談)

 
 ■SCAS(エスキャス) 新・砂型鋳造工法
■ダイカスト製品同等の鋳肌
従来の砂型鋳造の常識を超える鋳肌を実現しました。
それにより、外観チェック→実装・強度試験へのスムーズな移行に対応できます。
■実装・強度試験対応可能
内部欠陥(鋳巣)の無い製品は、そのまま実装・強度試験への対応が可能です。
もちろん重要保安部品としてお使い頂けます。
■精密製品の製作が可能

従来の試作鋳造は「大物・厚肉製品は砂型鋳造」「精密小物・薄肉製品は石膏鋳造」と、試作工法は大きくこの二つに大別されていました。言い換えれば「自動車部品は砂型鋳造」「家電製品は石膏鋳造」との認識が一般的な選考基準とされておりましたが、SCAS(エスキャス)は、この二つのゾーンが重なり合った新たな領域を構築しました。

■SCAS(エスキャス)製品一例
    細部詳細写真
   

 
 ■LCAS(エルキャス) 燃焼消失鋳造工法
■超短納期対応

LCASとは光造形品(マスター)を砂に鋳ぐるみ、燃焼消失させる事により鋳物を製作する工法です。
開発リードタイムを極限まで縮める鋳造工法で、光造形品が手元にあれば、最短で3日後には鋳物製品を手にする事ができます。(形状による)
アンダーカット形状の製品も、複雑に型を割る事なく製作できる為、精密な転写が可能で、抜き勾配「0度」への対応も可能です。
また、上記で述べたSCAS同様の特徴を持ち、少数しか必要としない製品などには最適です。

■LCAS(エルキャス)製品一例
上写真細部詳細 上写真細部詳細

 
■鋳造工法の比較
  砂型 石膏 SCAS LCAS
鋳 巣 ×

内部機密性

×
鋳 肌 ×
後加工性 × ×
強度試験 ×
寸法精度 ×
コスト × ×
納期
量産性 × ×
※データ出力から木型製作まで一連のシステムを確立し、短納期を実現しました。

 
■作業の流れ

 
■量産までの流れ
SCAS(新砂型鋳造)
LCAS(燃焼消失鋳造)

 

Q:
A:

製作可能な最大サイズは?
SCAS・・・・・600×600×300(単位:mm)
LCAS・・・・・600×500×300(単位:mm)
形状にもよりますが、どちらの工法も大きいものはあまり得意では有りません

 

Q:
A:

鋳造可能材質は?
アルミ材・・・・・・・・・・・AC2種、AC4種、AC7種
亜鉛材・・・・・・・・・・・・AZC3
マグネシウム材・・・・・AZ91D(別材質に関しては、別途相談)

 

Q:
A:

寸法精度は?
100mm角まででおよそ±0.1〜0.3mm程度
。それ以上でおよそ±0.3〜0.5mm程度です。

※形状、部位により異なります。

 
 

Q:
A:

支給するデータの形式は?
SCAS・・・・・「IGES」、「STEP」
LCAS・・・・・「IGES」、「STEP」、「STL」
上記の形式で頂けると尚助かります。

 

Q:
A:

3D完了データ支給後鋳造出荷までどのくらい?(納期は?)
50mm角程度のヒートシンク形状の場合
SCAS・・・・・木型製作約7日間、製品頭出し約5日間
20ヶ製作した場合、木型製作を含め約20日後にお渡しできます。
LCAS・・・・・光造形品製作約2日間、鋳造約4日間。

※状況により納期が前後する場合があります